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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第7章 さすがに疲れちゃったよー!

私は元々お料理も得意だったわけじゃなくて、ここに就職してから覚えたくらいだった。

初めは業務マニュアルでの調理しかできなかったけど、だんだんと普通のお料理も練習して一通りできるようになったのは久保店長のおかげかな。

でもそんな私がお料理も頑張ろうって思えるようになったのは、それを食べてくれる人…慎吾くんがいてくれたからなんだよ。



「王道のから揚げは絶対に外せないから入れるでしょ?
それと、串カツとつくねと、あと…ポテトサラダも少し入れとこう!
あ、リンゴ入りのサラダにしようかなぁ?」

オードブルのトレーとにらめっこしながら、オリジナルの献立ができていく。

おつまみになるようなものをだけど、箸休めにサラダだって欲しいよね。
そこにうちの人気商品のサラダにリンゴを混ぜて入れようかと思ったものの、そこでハッとした。

この前の春雨サラダにリンゴを入れて苦い思いしたんだよなぁ…。


「注文してくれた藤村さんは若い女性みたいだし、リンゴ入りを喜んでくれる気がするなぁ。
……うん、決めた!」


通常販売してるサラダから少しオードブル用に取り分けると、私はリンゴをまぜて盛り付けた。

よし、これで完璧だぁ!!


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