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蒼真と鳴海は部屋を出ると…

蒼真
「…ッ!?な、何この臭い…」

蒼真は腕に鼻を覆うように
臭いのする方へ…

鳴海
「えっ…？何か臭う？」

明らかに動揺している鳴海…
だんだん近づくにつれ…
臭いがキツくなる…

どうやら臭いのする方は台所

その台所の扉を開けると…

蒼真
「…ッ!!焦げ臭ッ!!」

鳴海
「ごめんね…」

蒼真
「その前に換気ッ!!」

蒼真は換気扇と窓を開け
空気を入れ替え…

蒼真
「これ、鳴海がやったのッ!?」

鳴海
「うん…ごめん…」

蒼真
「何で馴れない事すんだよぉ…って、
俺の気に入ってるフライパンに
黒い物体がぁ…それにオーブンレンジから
煙がぁ…シンクの中にも黒い物体がぁ…」