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10年後の君へ

第2章 鳴海の悩み

鳴海
「………」


(あっ仕事モードに入ったな…)

鳴海
「岳…当分は家に来るなよ。」


「はいはい分かってるよ。」

鳴海
「……色々ありがとう…
いろはと上手く行くと良いな」

鳴海は色んな本を読みながら
決して岳の方には見ずに言った…


「鳴海、集中するのは良いが
ちゃんと飯だけは食えよ!!」

鳴海
「お前は俺の母ちゃんか!?」


「あはは、そうかもな~」

鳴海
「良いから早く帰れよ!!」


「はい、はい母ちゃんは帰りますよ!!」

鳴海
「………」

岳は鳴海の家を出て…


(お前の作品は確かに世間受けするよ
…だけど、それは自分の書きたい
作品じゃないだろ…)
「鳴海の事を理解してくれるヤツ
探してみるかな…」

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