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10年後の君へ

第2章 鳴海の悩み

鳴海
「俺に言われてもなぁ…」


「お前にも、この気持ちが
分かる日が来れば良いな…」

鳴海
「…それが分かれば俺も売れるかな?」


「そりゃ、どうかな?
まずは、その性格を見直そうよ…」

鳴海
「俺を憐れみ目でみるな…」


「じゃあ、お前の好みっていうか…
どういうヤツが良いワケ?」

鳴海
「そうだなぁ…まず俺の自己管理が
出来て俺の身の回りの世話が出来て
家事が出来て…
ついでに抜いてくれるヤツ!!
相手に迫れると嫌だなぁ…後が
面倒だから付き合うとか無理だね」


「ほぼ似たような意味が
並んでるけど…一生無理だな…」

鳴海
「まぁ、とりあえず世間が、
どういうの求めてるか漁ってみるか」


「お前そういうの得意だよな…
周りに合わせて話、作るの…」
(鳴海の将来を考えたら…家政婦でも
頼んだ方が良いかもしれないな…)

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