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10年後の君へ

第3章 蒼真の変化

魁斗
「なぁ契約書にサインしちゃったけど
高校とか親の同意はしなくて良いのか?」

「君達は降臨高校だよね?」

蒼真
「そうだよ。」

「降臨高校なら問題ないよ。
私の知り合いも居るし許可は取得済みだよ!!
後は君達の親御さんの同意書は今から直接
渡しに行こうと思ってね。
私と一緒に来てくれるかな?」

蒼真
「………」

「蒼真どうしたの?」

魁斗
「蒼真に両親は居ないんだよ」

「あぁ…その事か…知ってるよ。」

蒼真
「えっ?」

「仮契約書に住所と電話番号を
書いたでしょ?その時に、まずは
魁斗の御両親の方に挨拶へ行ったんだよ。
蒼真の両親の事も聞いたし。
蒼真の祖父母にも会わせて貰ったんだよ。
隠すつもりはなかったんだけどね。
勝手な事をして、ごめんね。」

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