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10年後の君へ

第6章 ふたりの出逢い…

鳴海
「一応、貰っとけば?」

蒼真
「へっ…?」
(初めて声をかけられたー!!)

鳴海
「コイツら、さっき…えーっと…
名前なんだっけ?蒼真だっけ?失礼な質問
ばっかりしてただろ?悪かったな。」

岳・いろは
(えぇー!!鳴海が謝ってんの初めて見たぁ!!)

鳴海は蒼真の顔は見ずに履歴書と、
もう一枚の紙を、ずっと見ている…

蒼真
「…!!えっ!?あっ、いや…大丈夫ですッッ!!」

蒼真は顔は真っ赤になり
思わず俯いてしまった…

岳・いろは
(蒼真くん!!
君、絶対に鳴海のファンだよね?(笑))

鳴海
「で、その封筒、持って
さっさと出て行ってくれる?
もう来なくて良いから。」

鳴海は席を立ち上がろうとした瞬間…

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