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10年後の君へ

第9章 タイムスリップ!?

鳴海の身体が一瞬、止まり…
振り向きながら…

鳴海
「鳴海さん…って、どういう事?
何で俺の事、知ってんの?
お前、歳いくつ?」

蒼真
「へっ?えーっと…年齢は17歳です…」

蒼真は取り敢えず年齢だけ答えた…

蒼真は動揺しているせいもあり
今は上手く説明できない…

鳴海
「へぇ~17かぁ…だったら鳴海でいい。
俺も17だから!!敬語もナシだ!!」

蒼真
「へっ?同い年…?」
(ど、ど、どういう事!?
もしかしてタイムスリップ!?
あり得ないッ!!いつから?)

鳴海
「どうした?そーいや、
お前の名前、聞いてなかったな…」

蒼真
「…そう…ま…です…」

脳みそは思考停止中…
口が勝手に動いて
声も勝手に出る状態で
蒼真は答えた…

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