
10年後の君へ
第10章 お互いの本音
鳴海
「お前さぁ…その鳴海さんって
言う人に逢って、どうすんだよ…」
(直接、蒼真に"嫌い"って
言われると堪えるな…17の時の俺って
どんなんだったか…めっちゃ最悪じゃんッ!!)
蒼真
「逢って抱きしめてもらう…」
うずくまる蒼真に鳴海は…
鳴海
「その鳴海さんって、
そんなに良いの?そいつ歳いくつ?」
蒼真
「27歳…優しくて格好いいよ…
お前とは違う…」
鳴海
「へぇ~じゃあ、もし、その鳴海さんって人が俺だったら、どうする?幻滅する?」
蒼真は、やっと顔を上げたかと思うと
怒りに満ちた顔で鳴海を睨み付け…
鳴海のネクタイを蒼真の方へ引き寄せ…
蒼真
「だから、お前と一緒にすんじゃねぇよ!!」
「お前さぁ…その鳴海さんって
言う人に逢って、どうすんだよ…」
(直接、蒼真に"嫌い"って
言われると堪えるな…17の時の俺って
どんなんだったか…めっちゃ最悪じゃんッ!!)
蒼真
「逢って抱きしめてもらう…」
うずくまる蒼真に鳴海は…
鳴海
「その鳴海さんって、
そんなに良いの?そいつ歳いくつ?」
蒼真
「27歳…優しくて格好いいよ…
お前とは違う…」
鳴海
「へぇ~じゃあ、もし、その鳴海さんって人が俺だったら、どうする?幻滅する?」
蒼真は、やっと顔を上げたかと思うと
怒りに満ちた顔で鳴海を睨み付け…
鳴海のネクタイを蒼真の方へ引き寄せ…
蒼真
「だから、お前と一緒にすんじゃねぇよ!!」
