
10年後の君へ
第11章 "10年後の君へ"
蒼真は、その本を手に取り
ページをめくり…
蒼真
「…ッ!?何だよ…この本…」
無我夢中になり…ページをめくる
スピードが早くなる…
再び…蒼真の瞳には溢れんばかりの涙…
すると…背後から…蒼真の背中を
包み込むように
優しく伝わる温もりを感じた…
鳴海
「ごめんね…蒼真…泣かせるつもりは
なかったんだよ…」
今度は、ぎゅっと離したくない
想いで鳴海は蒼真を抱きしめた…
鳴海
「やっぱり…俺の事
受け入れられなくて幻滅した…よね…」
蒼真
「頭ん中ぐちゃぐちゃ…
心もぐちゃぐちゃ…」
鳴海
「……うん……ごめんね…」
蒼真
「鳴海…謝ってばっかじゃん…
弱ってる鳴海は鳴海じゃねぇよ…」
鳴海
「……うん……ごめんね…
えっ?今、鳴海…って」
ページをめくり…
蒼真
「…ッ!?何だよ…この本…」
無我夢中になり…ページをめくる
スピードが早くなる…
再び…蒼真の瞳には溢れんばかりの涙…
すると…背後から…蒼真の背中を
包み込むように
優しく伝わる温もりを感じた…
鳴海
「ごめんね…蒼真…泣かせるつもりは
なかったんだよ…」
今度は、ぎゅっと離したくない
想いで鳴海は蒼真を抱きしめた…
鳴海
「やっぱり…俺の事
受け入れられなくて幻滅した…よね…」
蒼真
「頭ん中ぐちゃぐちゃ…
心もぐちゃぐちゃ…」
鳴海
「……うん……ごめんね…」
蒼真
「鳴海…謝ってばっかじゃん…
弱ってる鳴海は鳴海じゃねぇよ…」
鳴海
「……うん……ごめんね…
えっ?今、鳴海…って」
