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10年後の君へ

第11章  "10年後の君へ"

蒼真
「んだよ…」

鳴海
「だから、ありがとう…」

蒼真
「あぁ…もう…調子狂うわ…」

蒼真は、そう言いながら上体をお越し…
鳴海の上に馬乗りになり…

蒼真
「だったら今ここで責任取れよ…」

と同時に鳴海にキスをした…

鳴海
「ちょっ…そう…まっ…」

舌を絡められ…歯の裏側…
口の中をくまなく…
卑猥な音が耳に残る…

鳴海
「はぁ…あぁ…ちょっと待ちなさいッ!!」

鳴海は蒼真を押し退け…

鳴海
「蒼真…あんま調子に乗るなよ…
この続きは明日の昼間まで待っとけ!!」

蒼真
「何でだよッ?卑怯かよッ!!
普通この雰囲気で、やめるヤツ居るかよ!!」

鳴海
「ここに居るじゃん…それに明日は…
蒼真の高校卒業式だろ…」

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