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霊愛~お憑かれさま~

第2章 霊の自己紹介と過去



2年前私はまだ小6だった


2年前の記憶はなぜだが覚えていない…



だが、自殺しかけてた男の子を助けたのは、はっきりと覚えている…



ある町の交差点で学校帰りの私は信号待ちだった


隣にいた包帯て片目が隠れている男の子も私と信号が青になるのを待っていた


いかにも、病院から抜け出したかのような格好をしていた…


「裸足…」


銀色に輝いた髪が風になびいていた


フワッと消毒液の匂いがした









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