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霊愛~お憑かれさま~

第2章 霊の自己紹介と過去


ここの交差点は信号が替わるのが遅い



「まだかなぁ…」



ポツンと立っていると、向こうから大きなトラックがかなりのスピードでこっち走ってきていた



「速いなぁ…こんなのに引かれたら即死かな…」


なんてことを小声で言っていた



この独り言が聞こえたか、男の子は急に赤の信号の道路へ走り出した


「えっ…」


ほんの一瞬の事だがしっかりと記憶には焼き付いてある






パァァァンァァ……



「危ない…!!!」














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