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霊愛~お憑かれさま~

第3章 霊の後悔



「まさか、交差点の事?!」


「あれは、たまたまだよ…」


『その、たまたまの恩返し…』



「…後悔があって成仏出来ないって事?」


『うん…』



すると須吾は、私の耳元で
『これから、よろしく…』


冷たい唇が頬に優しく当たった…


唇は冷たいのに、私の頬はホカホカしていた…




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