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霊愛~お憑かれさま~

第4章 霊との朝

『だってよ…視覧がそんな可愛い顔するから…』


『頬が赤くて、目が潤んでて、上目づかいは反則だろ…』


胸の音がうるさくて、須吾の言ってることが聞こえない…


「須吾…」


須吾の頬に触ろうとしたら、手が通りぬけた…


そうだ…
私、須吾に触れられないんだ…



せめて須吾に触れられたら…


「須吾に触れられない…」


須吾が私の手を握ってきた…




『俺が触れてやるよ…』


須吾が唇に軽いキスを落とした…




私も須吾が…好き?









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