
【参加型小説】尾仁牙島
第3章 自己紹介タイム
「ねえ、武藤さん。フェリー乗り場には何時に着くのかしら?」
参加者の中で一番初めに言葉を発したのは、武藤の席から通路挟んだ隣に座っている若い女だった。女は足を組み、先程配ったスケジュール表とプロフィール表の紙を眺めながら、くるんとした長い髪を指に巻いている。
武藤は彼女のことがずっと気になっていた。なぜなら、参加者の中で一番目立っていたからだ。彼女の服装はロリータファッションだった。普段あまりそういう人を見かけないので新鮮さを感じる。それにこの時期に厚底ブーツを履いていて暑くないのだろうか、と不思議に思っていた。
「フェリー乗り場には、11時半頃に着く予定です。その前に、サービスエリアに寄りますので休憩できますよ」
「お店に寄れるのね! 良かったわ、もうお腹が空いてペコペコなの」
そう言ってロリータファッションの女は凹んだお腹をさすった。細いウエストに目がいく。もしかして朝ご飯を食べてこなかったのだろうか。
参加者の中で一番初めに言葉を発したのは、武藤の席から通路挟んだ隣に座っている若い女だった。女は足を組み、先程配ったスケジュール表とプロフィール表の紙を眺めながら、くるんとした長い髪を指に巻いている。
武藤は彼女のことがずっと気になっていた。なぜなら、参加者の中で一番目立っていたからだ。彼女の服装はロリータファッションだった。普段あまりそういう人を見かけないので新鮮さを感じる。それにこの時期に厚底ブーツを履いていて暑くないのだろうか、と不思議に思っていた。
「フェリー乗り場には、11時半頃に着く予定です。その前に、サービスエリアに寄りますので休憩できますよ」
「お店に寄れるのね! 良かったわ、もうお腹が空いてペコペコなの」
そう言ってロリータファッションの女は凹んだお腹をさすった。細いウエストに目がいく。もしかして朝ご飯を食べてこなかったのだろうか。
