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【参加型小説】尾仁牙島

第9章 ゲーム③ 分かれ道

 めきゆは護衛とともに、自分の部屋へと戻って行った。一方、レシピェール、隼斗、ユウ、柚里は武藤の部屋で待機することにした。


「どうだった?」


 ずっと武藤のそばにいた勇治がレシピェールたちに声をかける。


「だめ、誰も見つからないわ。本当はすぐにでも探しに行きたいところだけど、闇雲に探してもかえって犠牲者を増やすだけだから、めきゆに囮になってもらうことにしたの」

「なんだって?」

「めきゆには二人の護衛がついてるから大丈夫よ。それにユウさんが作ったGPSチップの入ったブローチを身に付けさせたから、きっと上手くいけば犯人の居場所がわかるはずよ」

「そんな……うまくいくのか?」

「大丈夫、きっとうまくいくわよ。あの子には幸運の女神様がついてるから」


 勇治はチラッとユウを見た。
 好きな女性が囮になるなんて聞いたら、絶対止めたかっただろうに……。


「あとめきゆの推理だと、犯人は外見が女性だけを狙っているらしいわ」

「女性だけって……小夏は?」


 勇治はチラッと柚里を見た。



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