
【参加型小説】尾仁牙島
第3章 自己紹介タイム
「ねえ、あなたの手も見ていいかしら? ええと……」
めきゆはまだ震えている子鹿……もとい、ヒョウ柄イケメンを見る。
「あ、俺は小夏(こなつ)です。30歳です。今は和菓子店の親方の所に弟子入りして修行中ですが、和菓子職人やってます。今回ここに参加したのは、親方の奥さんに『恋活すれば、あんたはもっと魅力的な和菓子が作れるようになる!』って言われたからで……。あ、でも今はそれだけじゃないです。魅力的な女性と沢山話できれば……って、あと何言うんでしたっけ?」
「趣味と特技も教えてください」
通路を挟んだ隣から、柚里がコソッと教える。
「ああ、趣味はランニングです。毎夕、10キロくらい走ります。特技は和菓子作る……じゃ面白くないな。アルトサックス吹けます」
めきゆはまだ震えている子鹿……もとい、ヒョウ柄イケメンを見る。
「あ、俺は小夏(こなつ)です。30歳です。今は和菓子店の親方の所に弟子入りして修行中ですが、和菓子職人やってます。今回ここに参加したのは、親方の奥さんに『恋活すれば、あんたはもっと魅力的な和菓子が作れるようになる!』って言われたからで……。あ、でも今はそれだけじゃないです。魅力的な女性と沢山話できれば……って、あと何言うんでしたっけ?」
「趣味と特技も教えてください」
通路を挟んだ隣から、柚里がコソッと教える。
「ああ、趣味はランニングです。毎夕、10キロくらい走ります。特技は和菓子作る……じゃ面白くないな。アルトサックス吹けます」
