
緋色の罠
第4章 緋の誘惑〜屈辱のストリップショウ
スマートフォンを取り出し、操作し始めた彼に慌てた。しかし惨めな恰好のままその場でオロオロするだけで、どうしたらよいのかわからない。
「お願いです。そんなひどいことしないで」
「あなたが言うことを聞かないから。よし。あとボタンひとつクリックすると、ユリさんの全裸オナニー動画がエロサイトにアップロードされますが。さて、どうしますか」
「やめてくださいっ。何でも言うことを聞きますから」
気づかないうちに涙がこぼれていた。冷酷な言葉に、何でするからと泣きながら繰り返す。
「本当に何でもするんですね。僕の言うことを聞いて逆らわないと誓うんですね」
「…はい…だから…もう意地悪しないで」
わたしの屈服の言葉を聞いた彼は、スマートフォンをポケットに仕舞った。胸を押さえているわたしの手をいやらしい目つきで見ながら命令した。
「ブラジャーを渡しなさい」
「うぅ…」
片腕で胸を隠しながら、ゆっくりブラをずらして腕の間から引き抜いた。こぼれそうになる胸の膨らみを必死に隠して、差し出された冷酷な手の上にそっと置く。
「あっ!、いやです、そんなこと、やめて!」
あろうことか、彼は脱いだばかりのブラジャーを顔に押し当てて匂いを嗅ぎ始めた。
「ああ…温かくて…これがきみの匂いなのか…たまらないな」
恍惚とした表情でクンクンとブラジャーの匂いを嗅ぎ続ける彼の姿に、火のついたような羞恥を覚えると同時にうすら寒いものを感じた。
「ああ…素晴らしい…」
わたしのブラを握りしめたまま、彼は我に返ったように次の命令を口にした。
「次は最後の一枚ですね。ユリさん」
「うっ…」
「パンツを脱ぎなさい。丸裸になるんです」
「お願いです。そんなひどいことしないで」
「あなたが言うことを聞かないから。よし。あとボタンひとつクリックすると、ユリさんの全裸オナニー動画がエロサイトにアップロードされますが。さて、どうしますか」
「やめてくださいっ。何でも言うことを聞きますから」
気づかないうちに涙がこぼれていた。冷酷な言葉に、何でするからと泣きながら繰り返す。
「本当に何でもするんですね。僕の言うことを聞いて逆らわないと誓うんですね」
「…はい…だから…もう意地悪しないで」
わたしの屈服の言葉を聞いた彼は、スマートフォンをポケットに仕舞った。胸を押さえているわたしの手をいやらしい目つきで見ながら命令した。
「ブラジャーを渡しなさい」
「うぅ…」
片腕で胸を隠しながら、ゆっくりブラをずらして腕の間から引き抜いた。こぼれそうになる胸の膨らみを必死に隠して、差し出された冷酷な手の上にそっと置く。
「あっ!、いやです、そんなこと、やめて!」
あろうことか、彼は脱いだばかりのブラジャーを顔に押し当てて匂いを嗅ぎ始めた。
「ああ…温かくて…これがきみの匂いなのか…たまらないな」
恍惚とした表情でクンクンとブラジャーの匂いを嗅ぎ続ける彼の姿に、火のついたような羞恥を覚えると同時にうすら寒いものを感じた。
「ああ…素晴らしい…」
わたしのブラを握りしめたまま、彼は我に返ったように次の命令を口にした。
「次は最後の一枚ですね。ユリさん」
「うっ…」
「パンツを脱ぎなさい。丸裸になるんです」
