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フラワーアレンジメント

第1章 フラワーアレンジメント

 ①

「はぁ、ぁぁ、ん…」

 俺の腕の中で彼女が喘ぎ、身悶えている…

 今日は2週間に1度のランチデート。


 この喘いでいる『響子』という女性は 37歳、既婚者…
 美容室2店舗、エステサロン、ネイルサロン等の女性の『美』に携わるサロン等4店舗を経営しているオーナー。

 旦那は一回り以上年上の、地元ではゼネコン的な存在規模の建設業を営んでいる3代目の社長である…

 そしてこの俺は、その4店舗に定期的にフラワーアレンジメント契約をしてもらい、納入しているこの地区ではまあまあの規模の花屋のオーナーでもあり、様々な要望に応え、季節の花々を美しく、いや、より美しく、煌びやかに飾り…
 その空間を華やかに輝かせるフラワーアレンジメントコーディネーターでもある。



「はぁ、や、ん、あぁ、いい、あぁ…」

「はっ、ふっ、はぁ、ふぅ…」

 そしてまた、この彼女のような…

 煌びやかで、華麗で美しい花…

 いや華のような…

 麗しい女性を、より魅きたたせる…

 コーディネーターでもある…




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