無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第24章 果凛の妄想②
鳴海「ちょっと…君は、
まだ若いんだから死ぬのは早いよ!!」
蒼真「サンタさんに振られる前に
貴方の腕の中で…」
鳴海「はぁ?何言ってるの?俺の返事も
聞かずに死ぬのは、やめなさい!!
そんなに元気なら降ろそうかな?」
蒼真「えっ…!?嫌ですっ!!
だけど返事も聞きたくなぁいっ!!」
僕はサンタさんの腕の中で
ジタバタした…
鳴海「はぁ…まったく君は…
だだっ子だなぁ…とりあえず…
ベンチにでも座ろうか?」
蒼真「このままの体勢で…
ベンチに座るなら…良いですよ…」
サンタさんは僕の我が儘にも
優しく微笑み…黙ってベンチに座った
鳴海「俺の返事は…ごめんだけど…
君には応えられない…」
蒼真「……はい…僕が…まだ…
ガキだからですよね…分かってます…」