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無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子

第24章 果凛の妄想②


 その大人な雰囲気の人は…
黒ぶち眼鏡をはめて…
その場を立ち去ろうとした…

蒼真「あっ…ちょっと待ってください」

鳴海「なぁに?」

蒼真「もしかして…サンタさん…?」

鳴海「…だったら何…?」

蒼真「えっ…?…逢いたかったです…」

鳴海「へぇ~…俺に逢いたかったのに
恋人と待ち合わせ…なんだよね?」

蒼真「嘘ですっ!!恋人は居ませんっ!!」

 僕は思いっきり頭をブンブンと
横に振ったら…三半規管が…

 何だか気分が悪くなっちゃった…
倒れそうになった僕を…サンタさんは…
支えてくれた…

鳴海「ちょ、ちょっと君…大丈夫?」

 サンタさんは僕を、お姫様抱っこ
してくれた…♡

 僕は憧れのシチュエーションに…

蒼真「あぁ…
僕は、もう死んでも構わない…」

          がっくりんこ…

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