無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第24章 果凛の妄想②
蒼真「えっ…!?それって…」
鳴海「だからっ!!
なんで俺より先にコクるかなぁ…」
蒼真「…どういう意味ですか?」
鳴海「俺から…
君にコクる予定だったのに…」
蒼真「えっ!?
じゃあ僕達…相思相愛なんですかぁ?」
鳴海「はぁ~…そうみたいだな…」
蒼真「ちょ、ちょっと…何で、
このタイミングで溜め息…?」
鳴海「ホッとしたから…君がもし…
ホイホイ誰にでも後について行く子
だったら、どうしようと思って…」
蒼真「ん?どういう意味ですか?」
鳴海「さっきの待ち合わせ場所で…
シャッターの前での第一声…
覚えてる…?俺に…
サンタさんに逢いたかったんでしょ?」
蒼真「はい…それが…何か…?」
鳴海「それが俺には嬉しかったの…」