無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第15章 複雑な感情
蒼真「ほら…ここに果凛の名前が
登録してあるでしょ?」
魁斗「あっ…本当だ…」
果凛「モデルの収入だけじゃ…」
蒼真「生活…出来ないよな…」
魁斗「で?わざわざクリスマスに
仕事入れなくても…」
蒼真「この前、社長から連絡あって…
契約2軒分、解約終了…」
魁斗「えっ!?マジかよ…」
蒼真「だけど…1軒分、追加…」
果凛「その日がクリスマスって事!?」
蒼真「御名答!!」
魁斗「しかも1軒分だけかよ~…」
蒼真「果凛も手伝ってくれる?」
果凛「しょうがないなぁ…」
魁斗「他のスタッフは…」
蒼真「社長が言うには…他のスタッフは
全員お手上げで僕らに任せたいって…」
魁斗「先輩は?」
蒼真「先輩は…僕達よりも遥かに手強い
顧客に行ってるから…無理って…」