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無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子

第20章 食の好み


【魁斗】

 ちょっと~蒼真!!
ひとりだけカッコつけやがって~!!

 サンドイッチとクリスマスケーキを
作ってたから…
今日の家事代行、遅れてきたのかよ?

 しかもダメんずカップルに
契約変更の書類のサインまでさせて~
 どんな手を使ったんだ?

 それに住み込み、家事代行の面接…
いつの間に行ったんだ?蒼真は…
イラストレーター目指してるからな…

 蒼真には幸せになって欲しい…

 ていうか…果凛には見せてないが…
蒼真から俺宛のメモ紙…

 どうすれば良いんだ…?そうだっ!!

魁斗「果凛っ!!とりあえず…
蒼真の作ってくれたサンドイッチと
クリスマスケーキ食べようか?」

果凛「魁斗?どうしたの?
様子が変だよ?」

魁斗「俺…甘いの苦手だから
クリスマスケーキは全部食って良いぞ」

果凛「えっ!?」

魁斗「俺はサンドイッチは少しだけ
食えれば良いから…」

果凛「やったぁ!!ありがとう♪」

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