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無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子

第21章 踏んだり蹴ったり


蒼真「…………」

鳴海「何してんの?ほら…裏口の鍵…」

 僕が警戒しているのを察したのか…
その怪しい人物は
"降臨書店"と書かれた鍵を僕に見せた…

 僕は黙って、その怪しい人物に
付いて行った…

 レジの方にだけ電気を付け…
その怪しい人物はレジカウンターの方へ

鳴海「何が欲しいの?」

蒼真「えっ!?」

鳴海「まだ俺の事、疑ってんの?」

蒼真「いや…そのぉ…」

鳴海「じゃあ、ちょっと待ってて…」

 怪しい人物は、その場を去り…
暫くしたら戻ってきた…

鳴海「これなら、どう?」

 もさもさヘアーに黒ぶち眼鏡…
血色も悪いが…"降臨書店"と
書かれたエプロンと臨時アルバイトの
プレートを付けていた

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