無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第21章 踏んだり蹴ったり
鳴海「いやぁ~悪い、悪い…
クリスマスとサンタはクソッタレ~
って言うからさ…つい…」
蒼真「いや、僕は、そこまで
言ってないですよ…」
鳴海「似たようなもんだろ…そんなに
クリスマス楽しみにしてたんだ…
ところで、この本屋に用があるの?」
蒼真「…………」
(怪しい…)
鳴海「俺の事…
怪しい…って思ってる?」
蒼真「はい…」
鳴海「あはは~…君、正直者だね…
今この本屋、閉めたばっかりだけど…
開けて上げようか?」
蒼真「えっ!?」
鳴海「少しは信用してくれたかな?」
蒼真「開けてくれるんですか?」
鳴海「良いよ…俺に着いてきて…
裏口から入ってくれる?通行人が
勘違いして店に入って来ちゃうから…」