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無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子

第21章 踏んだり蹴ったり


蒼真「えっ!?
やっぱり僕…意地悪で性格悪いですね」

鳴海「あはは~…冗談だよ…
どう?気に入った?」

蒼真「はい…実は、この3点セット
給料日に買おうと思ってたので
嬉しいですっ!!ありがとうございます」

鳴海「気に入ってくれて、良かったよ…
そこの洋服屋さん…
俺も学生の時に良く買ってたから…
値段もリーズナブルで
お洒落だから良いよね…」

蒼真「あのぉ…何だか…すみません…。
帰り際に僕のせいで…遅くなり…
こんなに沢山、頂いちゃって…
これ…良かったら、どうぞ…」

 僕は、お兄さんに保温水筒を渡した…

鳴海「これは…?」

蒼真「嫌いじゃなければ…
蜂蜜入りの生姜湯です…水筒は
新品なので返さなくて大丈夫です…」

 もう、この、お兄さんとは
逢うことはないだろうから…

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