無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子
第24章 果凛の妄想②
涙が溢れだした…胸が締め付けられ
涙が止まらない…顔が、くしゃくしゃに
なってるのが……自分でも分かる…
逢いたい…
正直…憧れの作家さんよりも
サンタさんに……逢いたい…
でも特定の恋人は居ないと言ってた…
これ以上、踏み込んでしまったら…
後戻り…出来ない…
でも…苦しい…後悔はしたくない…
僕の気持ちはループしていた…
僕は暫く考えた…少し冷静になり…
涙は止まった…
サンタさんの事を短い時間だったが
楽しい時間を…過ごせた事を
想い出したら、また涙が溢れだした…
サンタさんに逢わなければ良かった…
そしたら…
こんな気持ちに、ならなかったのに…