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無自覚ドSにハマる隠れドM腐女子

第24章 果凛の妄想②


 僕は意を決して…
唯一の手掛かりである…
降臨書店に…電話してしまった…

 サンタさんは臨時アルバイト…
居るわけないのに…

鳴海『はい、降臨書店です』

 この落ち着いて…優しい声…

蒼真「あっ…あの…えーっと…」

 ま、まさか…サンタさんっ!?
ど、どうしよう…勢いに任せて
電話しちゃったから…
何を話せば良いのか…分からないよ…

鳴海『お客様?どうされましたか?』
(えっ!?も、もしかして…この声は…)

蒼真「そのぉ…なのぉ…」

 い、息が出来ないよ…
喉が塞がったみたい…く、苦しい…

鳴海『なのぉ…?お客様…落ち着いて…
ゆっくり深呼吸してください…』
(大丈夫か?
本屋より救急車を呼んだ方が…)

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