diary
第6章 処置室
千葉先生に抱き上げられたまま処置室と書かれた部屋に入った
そこには男の看護師さんが2人と佐藤先生がいた
私に繋がるコードや、点滴も持った看護師さんも続々と入ってき、千葉先生にベットに寝かせられた
「千葉先生、こっちの準備はもうできてるよ、いつでも始められる」
「わかった」
佐藤先生が千葉先生に真剣な顔でそう言っているのが聞こえる。
何人か看護師さんは部屋から出てこの部屋には男の看護師さん2人、女の看護師さん2人、佐藤先生、千葉先生の計6名がいる
看護師さん達が私の周りでたくさん動いて私は目で追ったり、これから何をされるのか分からず怖くて目に涙が溜まり始めた
「さーちゃん大丈夫だよ〜、今からちょっとだけ採血して注射したら終わりだよ〜、先生がサーちゃんの手を握ってるから大丈夫!動くと危ないから体抑えるけど大丈夫だからね〜」
佐藤先生がそう言うと、一人の男の看護師さんに膝の上ぐらいに馬乗りにされ、もう1人の男の看護師さんには両肩を、女の看護師さんには腰、もう1人の看護師さんには左腕、佐藤先生に右腕を固定され動こうとしてもピクリとも動けなかった
「今から足の付け根から採血する。痛いけど絶対動くなよ
危ないから。泣いても叫んでもいいから絶対動くな」
足から採血?痛い?動くな?もうやだ……逃げ出したい
動こうと思ってもピクリとも動けないし
「千葉先生ちょっと言い方」
佐藤先生がそう言うが千葉先生は表情1つ変えずに私のズボンとパンツを下ろした