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恋慕

第4章 出逢い…シャン


シャン
「きっと、この傀儡くんも名前が
欲しいんじゃない?もし良ければ僕に、この
傀儡くんの名前を付けさせてくれない?」

 とシャンは笑顔で祭と傀儡に聞いた…
傀儡もカタカタと喜んでいるようにみえた


「傀儡に名前なんて…「お前」で充分だ…」

 そう言うと傀儡は、
しゅん…と首を項垂れ、しゃがみ込んだ…

 それを見ていたシャンは…

シャン
「ふふ…っ…この傀儡くん…可愛いね…?
ねぇ…まつり…?やっぱり、この傀儡くん…
名前が欲しいと思うよ…?」


「勝手にしろよっ!!
その代わり変な名前付けるなよ?」

 と、ふて腐れてしまった…
 すると傀儡は、また、カタカタ…と
喜んで動き始めた…

 まだ傀儡には名前を付けてないのに…

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