
paradise lost
第1章 overture
「お、おい!!」
芳樹はいきなり俺を抱き抱えた。
「……大人しくしてろ」
芳樹は俺を抱き抱えたまま寝室に向かう。俺をベッドに降ろして、芳樹もベッドに入った。
「さっさと寝るぞ、煌」
「……うん…」
俺が独りでは中々寝付けないのを知っている芳樹は俺と一緒にベッドに入ってくれた。尚弥に犯されて不安定になる俺を抱き締める芳樹、俺は芳樹の体温を感じながら目を閉じる。出会った時からこの保護者は優しくて過保護で俺を支えてくれた。俺はは芳樹に感謝しながら深い眠りに付いた。
「よし、こんなものか」
翌朝…芳樹と一緒に寝たおかげでぐっすり寝付けた俺は洗面台の鏡の前でカツラと格闘していた。入学初日から赤い髪は目立つと思った俺は黒髪のカツラを被っている。目立たないように地味なメガネを掛ける。
「……似合ってねぇ…」
あまりに似合ってないのでかれこれ三十分くらい、洗面台の鏡の前で俺はあーでもない、こーでもないと唸っていた。結局家を出る時間が近付いて来たからイマイチしっくり来ないままリビングに戻る。
「おーやっと準備終わった…」
芳樹は朝メシを作りながら俺の方を振り向いて言葉を失った。
「ぷっ、煌…お前、いくらなんでも似合わな過ぎだろ」
芳樹はしばらく押し黙った後、俺の制服姿を見て、盛大に吹き出した。大人気なく爆笑する芳樹に俺は肩を竦めて、イスに腰を下ろした。
「……悪かったな、似合ってなくて」
「悪い、悪い、いつもの煌とあまりにも違うからつい、ぷぷぷ」
「笑ってるの誤魔化せてないぞ」
ぼさぼさのカツラとダサいメガネの俺がよっぽどツボに入ったのか、笑い続ける芳樹。
「………ってか朝メシまだか?」
「……もう少しで出来上がるから待ってろ」
芳樹は目玉焼きとカリカリに焼いたベーコンとトーストが俺の前に運ばれて来た。
「……なあ、芳樹」
「どうした?煌?」
トーストにバターを塗ってかじっていた俺はふと芳樹の方を向いた。コーヒーを淹れていた芳樹は俺の方を向いた。
「いや、『アイツ』…どうしているかなって思って」
俺は自分の半身にして最愛の人を思い出してブルーな気分になる、『アイツ』の事を思い出して顔を曇らせる俺の前に芳樹はコーヒーを置た。
芳樹はいきなり俺を抱き抱えた。
「……大人しくしてろ」
芳樹は俺を抱き抱えたまま寝室に向かう。俺をベッドに降ろして、芳樹もベッドに入った。
「さっさと寝るぞ、煌」
「……うん…」
俺が独りでは中々寝付けないのを知っている芳樹は俺と一緒にベッドに入ってくれた。尚弥に犯されて不安定になる俺を抱き締める芳樹、俺は芳樹の体温を感じながら目を閉じる。出会った時からこの保護者は優しくて過保護で俺を支えてくれた。俺はは芳樹に感謝しながら深い眠りに付いた。
「よし、こんなものか」
翌朝…芳樹と一緒に寝たおかげでぐっすり寝付けた俺は洗面台の鏡の前でカツラと格闘していた。入学初日から赤い髪は目立つと思った俺は黒髪のカツラを被っている。目立たないように地味なメガネを掛ける。
「……似合ってねぇ…」
あまりに似合ってないのでかれこれ三十分くらい、洗面台の鏡の前で俺はあーでもない、こーでもないと唸っていた。結局家を出る時間が近付いて来たからイマイチしっくり来ないままリビングに戻る。
「おーやっと準備終わった…」
芳樹は朝メシを作りながら俺の方を振り向いて言葉を失った。
「ぷっ、煌…お前、いくらなんでも似合わな過ぎだろ」
芳樹はしばらく押し黙った後、俺の制服姿を見て、盛大に吹き出した。大人気なく爆笑する芳樹に俺は肩を竦めて、イスに腰を下ろした。
「……悪かったな、似合ってなくて」
「悪い、悪い、いつもの煌とあまりにも違うからつい、ぷぷぷ」
「笑ってるの誤魔化せてないぞ」
ぼさぼさのカツラとダサいメガネの俺がよっぽどツボに入ったのか、笑い続ける芳樹。
「………ってか朝メシまだか?」
「……もう少しで出来上がるから待ってろ」
芳樹は目玉焼きとカリカリに焼いたベーコンとトーストが俺の前に運ばれて来た。
「……なあ、芳樹」
「どうした?煌?」
トーストにバターを塗ってかじっていた俺はふと芳樹の方を向いた。コーヒーを淹れていた芳樹は俺の方を向いた。
「いや、『アイツ』…どうしているかなって思って」
俺は自分の半身にして最愛の人を思い出してブルーな気分になる、『アイツ』の事を思い出して顔を曇らせる俺の前に芳樹はコーヒーを置た。

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