一夜限りでは終わりたくない
第2章 曖昧な関係
「し…翔也さん…私…なんか変になりそうです…」
「いくらでも変になれ…」
翔也さんは私の胸の突先を甘噛みした
体を貫く痛みと脳が痺れるような快感
まだ触れてない私の蜜口からトロリと蜜が流れるのが分かる
しかし翔也さんはなかなか触って欲しい蜜口には触れない
私は堪らなくなり声を出す。
「翔也さん…お願い…焦らさないで…」
すると、翔也さんは少し口角を上げた。
「…どうして欲しいのかな…言わないと分からないよ…」
わざと焦らした表情の翔也さんは、男の色気で目眩がしそうだ。
「もう…翔也さんが…欲しいです…」
「俺が欲しい?…それは、ここに欲しいのかな…」
翔也さんは私の蜜口に指を差し込むと、クチュクチュと掻きまわしながら私の顔を覗き込んだ
私は自分の水音があまりにもいやらしく、彼の顔を見ることが出来ない。
自分の顔を手で覆い隠した。
「隠さず見せてくれ…奈々のいやらしい顔が見たい…」
顔を隠していた手は手首を掴まれてベッドに張り付けるように押し付けられる。
「奈々の欲しいのはこれかな…」
翔也さんは、固く熱い自分自身を私の蜜口に押し当てた。
しかし、奥には挿れずに入り口を弄ぶように腰を前後させた。
ピチャピチャと音が出るたびに、蜜がどんどん吹き出すのを感じる。
「翔也さん…もうお願い…中に…奥に…あなたが欲しいの…」
すると、翔也さんは勢いよく私の蜜口に男自身を突き立てた。
焦らされていた私の中は、奥深く入った彼自身にヒクヒクと痙攣しながら締め付ける。
「奈々…お前の中は凄いな…俺を咥えて喜んでいるようだ…」