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わたしの一部。

第1章 1

公衆浴場にある温泉には尻の形が良いヤクザがシャブ漬け前の湯女を連れて浸かりに来るという噂は此処等じゃ有名だ…

ある日、私が葬儀屋と一晩を過ごした時だった、、、
「私は娘を娘と思った事はないが…一緒に過ごした時間がある分、、、同情はするんだよ…
娘はずっと母の家畜でね、どんな事でもしてたさ…」
余韻に浸りながら…自分の妄想でも話すかのように語るゴウさんは何処か寂しそうだった…

ある日…別れて20年は立ったであろう妻から電話がかかってきたそう…
((私、捕まる?!助けて!!
ユナを売り飛ばしてしまったの!!))
「………俺らは、、、癒着している…
警察 医者 政治家 葬儀屋…」
どうやら経営していたバーのツケが膨れ上がり借金が返せないため
娘を温泉街へと売り飛ばしたらしい、、
女が温泉街へと売り飛ばされるなんざ良くある話だ…

それから、一週間…娘の遺体とヤクザの遺体が見つかった、、、それはもう悲惨な形で、、、
ヤクザの首から頭はない状態で娘の陰部と陰茎が繋がった姿、、、ましてやユナちゃんの陰部からは煙が出ていたそう、、、
見せしめにされたのだろう、、、

「どう見ても事件性のある遺体だろ?
フッ……俺は一人で死ぬのが怖かった…妻と寄りを戻したくて、、、娘の保険金欲しさに協力してしまったんだ…
自殺にしようって、、、
医者も良いよなぁ!!大儲けだぜ、、、かという俺は、、、、、、」

「「あのクソ女は銀行とつるんでいやがったんだ!!!!!」」

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