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「今日からここが君の部屋だ。狭いだろうが我慢してくれ」



　ぜ……全然狭くないですが！？
　十分広いですが！？
　泊まったことないけど、どこぞの高級ホテルみたいな広さで、これで狭いって一体どんな生活してるわけ！？



「君には一人、侍女をつける。何かあれば彼女に言ってくれ」



　カインがそう言うと、メイド服を着た侍女が部屋の中に入ってきた。



「マリンと申します。よろしくお願いします、ハヅキ様」

「よ……よろしくお願いしますっ！」



　マリンさんか……私と同じくらい若そう。
　仲良くなれたらいいな……。