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はなことば

第2章 Margaret



柊side




やばい……
このままだとやばい……


茅南「柊の背中も洗ってあげよっか(^^)」

柊「だ、大丈夫だから!触らないで」

茅南「そこまで言わなくてもいいじゃん」

柊「ホントに……大丈夫だから」


そう言って俺は
茅南に背を向けた


茅南「別に体型いいんだから、そんな隠さなくてもいいじゃん」


向けられないのだ
既に自分のモノがだいぶ元気になってしまっている


柊「俺……先にあがるわ」

茅南「え、まだ入ろうよ」

彼女は立ち上がって僕の腕を掴んだ


茅南「もうちょっとだけ……ね?」


彼女の言葉を聞いて
また湯船につかった
自分のモノを隠して___



.


横向きに2人で並ぶ_


茅南「あのさ柊……」

柊「ん、?」

茅南「その……ちょっと聞きたいことあって」

柊「なに?」

茅南「…処女って引く?」



"処女"
幼なじみの口から
いきなりそんな言葉を聞くと思っていなかった


柊「ッ! 何言い出すんだよ……」

茅南「柊だから聞いてるの」

柊「別に……引かねぇだろ、まだ高校生だぞ?」

茅南「そうだけど…皆経験してるからさ。
遅れとっちゃってるなぁって」

柊「こんな格好でそんな話すんな。
先上がるぞ」

茅南の頭をポンと優しく叩き
先にお風呂から出た



着替えを終え
タオルとスウェットを用意し
洗面所を後にした

茅南「柊ありがとう、洋服」

柊「茅南、身長あるから母ちゃんのじゃ小さいかなって思って俺のだけど」

茅南「大きいけど大丈夫!ありがとう……ただ」


柊「ただ?」


茅南「あんまり見ないで…ノーブラノーパンだから」

柊「ッ……」


そこは盲点だった
何も考えなかった


柊「ごめん、気づかなくて」

茅南「私が下着のままで入ろって言ったんだし、気にしないで」


気にしないでと言われても
思わず視線が言ってしまう


ノーブラ……ノーパン…


これ以上…やめてくれ…(ー_ー;)



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