テキストサイズ

はなことば

第2章 Margaret




柊「カレー食う?腹減ったろ?」


作り置きのカレーを温め、
副菜を取り出すため冷蔵庫を開けた


茅南「あぁ!!柊ママの春雨サラダ!」

柊「茅南好きだよなこれ」

茅南「食器持ってくね(^^)」


テーブルにどんどん置かれていく料理



柊・茅南「いただきまーす」



茅南「んー( ¯ ꒳¯) おいひぃ」

柊「おいひぃって( ・́∀・̀)」

茅南「これもこれも全部美味しいんだもん」

柊「よかった、母ちゃん喜ぶよ」

茅南「今度お礼しなきゃ」

柊「別にそんなのいいよ」

茅南「いいの!お礼させて」




あっという間に夜ご飯を食べ終え
柊の部屋へ


茅南「なにこれー?」


ベット下にある箱に手をかけた


柊「あー!!ダメ!!!」

茅南から箱を奪うと

茅南「なにー?エログッズ?笑」
とニヤニヤした顔で聞いてきた

柊「うるせぇ……」



茅南「柊もお年頃ってわけねー」

柊「だからうるせぇってば」

茅南「柊は……その……したことあるの?」


柊「……あると思う?」


茅南「……うん、、美優先輩……とか?」

柊「なんでそこで佐々木先輩が出てくんだよ」

茅南「噂で聞いたの、帰り道一緒に帰ってイチャイチャしてたって」

柊「変な噂信じんなよ…たまたま帰り道一緒になって途中まで帰っただけ。それだけ。」

茅南「じゃぁ何にもなかったんだ」

柊「うん」

茅南「……じゃぁしたことないんだ」

柊「……童貞で悪かったな」














茅南「……私と…してみる?」

突然の彼女の言葉に
返答の言葉が詰まった


柊「……初めてが俺は嫌だろ?」

茅南「逆に嫌…?初めてが私じゃ……」

柊「俺は……」

"嫌じゃない"
と言葉の続きを言う前に
彼女は僕の唇をキスで塞いだ


柊「ッ!」

茅南「私は……柊でいいんじゃない。
柊がいい……」

頬を赤めて恥ずかしそうに
少しうつむいて彼女はそういった

柊「そんなこと言われたら…
止められなくなる」


そういって茅南の両頬を
優しく包みキスをした



.

ストーリーメニュー

TOPTOPへ