
閑な湖畔のモリモ~リ 第3弾
第3章 青年の名は…
「あっ、飲み物…持ってくれば良かったな…
気が利かなくて、すまん…」
と、ピーターは謝ると…
「い、いえ…違うんです…
飲み物は紅茶があるので大丈夫なんですが…
他の飲み物が飲みたくなっちって…」
と、だんだん、
その青年の声が小さくなってしまい…
「あぁ…そうなんだ…コーヒーとか…?」
と、ピーターは、そう聞くと…
「いえ…白い飲み物…」
と、気まずそうにピーターに伝えた…
「あぁ…白い飲み物…ホットミルクか…?」
と、いつの間にか
クイズ形式になってしまっていた…
「まぁ…そんな感じですね…それより…
パンは発酵の具合によって雨の日に買うのが
一番、美味しいんですよね?」
と、その青年はピーターに質問した…
