
絡み合う世界 第2弾
第3章 嘘の世界
「そうか…それなら良かった♪
じゃあ、俺らは今日から友達だな!!
それよりさ、面白い話を聞かせてやるよ…」
Soraは再びumi.の腕を引っ張り…
ある場所へと向かった…
その場所は屋上だった…
晴れ渡る…曇ひとつない…スカイブルー
心地よい涼しい風が身体全体を通り抜ける
「その前に…Soraは何処から来たの…?」
umi.は真剣な表情でSoraに問い質した…
「アハハ…umi.…そんな恐い顔をしないで…
それも含めて面白い話を聞かせてあげる…」
Soraは微笑み…umi.に、そう言うと…
「それを聞いたら…僕は…どうなるの…?」
umi.は聞きたいような…
聞きたくないような…心境の面持ち…
