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子供(オトリ捜査スピンオフ)

第2章 翔という私の子

小学校高学年になると、翔が好む本の分野もだいたい分かってきた。どうやら医学に興味があるようだ。医学といっても、まだ小学4年生。IQが高いとはいえそこまで難しい論文などを読んでいるわけではなく、病院や医療系の話の小説を主に読んでいた。

翔の学校での生活は、先生によると、スポーツに関していえば体が小さいこともあり、得意ではないらしい。ただ、負けず嫌いで体格の不利を補って、クラスでは平均くらいの位置を保っているようだった。

その他は、授業が終わると友達と遊ぶということもなく、真っ直ぐ家に帰っているということだった。

私と翔の関係はというと、親子というより、寮生とそこの管理人のような感じだと感じていた。そして、旦那と翔は、ほとんど他人みたいな関係だと言って良かった。

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