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月曜日。
学校に行くと雫ちゃん達に取り囲まれる。

「ちょっと！早乙女君と付き合い始めたって本当！？」

「グループメッセージで普通に言うんだもん！」

「あっ…うん！2日前から…」

「乱暴な事とかされてない？」

「そんな事絶対ないよっ！龍牙君すごく優しいから！そうだ、この前のデートの写真見たら分かってくれるよ！」

「えぇ…早乙女君デートとか行くんだ」

「なになに？姫野、早乙女と付き合い始めたの？俺も見たい」

近くにいた七海君が輪の中に入ってくる。
私のイチオシの龍牙君がうさぎを抱っこしている写真をみんなに見せる。

「うさぎ抱っこしてる龍牙君可愛いでしょー？」

「可愛いかと言われたらわからないけど…確かに印象変わるね」

「他にも見せて！」

写真を見せていると龍牙君が眠そうな顔をして教室に入って来た。

眠そうな龍牙君可愛い！
龍牙君の姿を見ると嬉しくなる。

「龍牙君おはようー」

「……あぁ……って、何でこの前の写真見せてるんだよ！？」

「ﾋｯ！やっぱり怖いじゃん！」

「だってこの龍牙君可愛いからみんなにも見せたくなっちゃったんだもん」

「だから…可愛くねぇって…そういうの二人だけの思い出にしておきたいっつーか……」

龍牙君は顔を真っ赤にして小さい声でそう言った。