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「あっ…そっか…ごめんね、龍牙君が優しいところみんなにも見せたくて…」

「……別にいいけど」

龍牙君はそう言って席に座った。
すると、七海君が突然龍牙君と肩を組み出した。

「いや～俺は早乙女が良い奴だって最初から気付いてたけどな！

「……ア？」

龍牙君は眉間に皺を寄せて七海君を見た。
こんな風に接しられた事ないから緊張してるのかな？

「ひイイっ！ごめんなさい！馴れ馴れしくしてごめんなさいっ！殴らないでください！」

「は……殴らねぇよ……」

「誠心誠意謝るので許してください！」

「……めんどくせぇな。別に何とも思ってねぇよ」

「えっ本当ですか！？ほ、ほら！みんな見ただろ？早乙女は良い奴だって俺分かってたから」

「七海、だっさー」

少しはみんなの龍牙君への誤解解けた……かな？