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早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~

第8章 休日デート



~美羽side~


大好きな人が彼氏なのが嬉しくて、龍牙君にたくさん甘えてわがまま言っちゃった…

龍牙君優しいからわがまま聞いてくれちゃうんだもん。

あの後龍牙君は家まで送ってくれて、家の前に着くと別れが惜しくて繋いだ手をなかなか離せないでいた。

「そうだ!お夕飯うちで食べていかない?」

「いや…今日は母さんとありす居ないから父さんがチャーハン作るって張り切ってるから」

「そっかぁ…」

龍牙君のお父さんが張り切ってるところ想像出来る。

「あ!お姉ちゃんだ!お姉ちゃんも今帰って来たの!?」

遥斗の声がして、慌てて龍牙君と繋いでいた手を離した。
遥斗は入ったばかりのサッカークラブの練習の帰りのようで練習着とネットに入ったサッカーボールを揺らしながら走ってきた。

「うん…そうだよ」

「龍牙君もいる!こんにちは!」

「おう、遥斗こんにちは。サッカーの練習か?」

「うん!今週から入ったんだぁ、楽しかった!」

「良いチーム入れて良かったな。じゃあ、俺はこれで」

「うんっ…また後で連絡するねっ」

龍牙君は帰って行ってしまった。
離れたくなくてあのまま引き止めちゃいそうだったからある意味遥斗が来て良かったかも…

「お姉ちゃん、龍牙君と付き合ったの?」

「へっ!?な、なんで?」

「さっき手繋いでたじゃん」

「うぅ…お父さんにはまだ内緒だからね!」

「分かってるよー」

龍牙君に夢中になり過ぎてお母さんにはよく龍牙君が格好良かった話を転校してから毎日しているけど、流石にお父さんには話せない…

キスのこととかはお母さんにも言えないけど…

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