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？「真希さん　野薔薇さん」

真希「はい、なんでしょう？」

？「女性というものは　必ず
夫になった殿方に従うものです。
なんでもかんでも　夫の言う事を
聞くのです。もちろん
跡継ぎを生むのですよ。」

真希「そうですわね…」

？「跡継ぎを産んだこそが
本当の女なのです。では。」



真希「んなわけー、ないだろ！」

釘崎「で、でも　真希さん
男の子を産んだですし…」

真希「確かにな。でも
赤ちゃんの性別は　９９％で
男性側が決めるんだよ。真も
恵ので　決めたからな。」

釘崎「え、そうなんですか？」

真希「そう。女は宿るだけで　赤ちゃんの
性別は決めない。全く　昔の人間は
禪院家と同じだな。考えることは。」

釘崎「そうなんですか…」

真希「女性は　跡継ぎを産むというのが
プレッシャーになるんだよ。多分
恵らは　男でも女でも可愛がるだろうな。」

釘崎「虎杖もいい奴ですからね。」

真希「母は　女の子を産んだだけで
禪院家には　居場所がなかった。」