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第2章 応援

そんなある日、人手が足りず他のホールから応援の女性が来た。歳は30代前半だろうか?

特に美人という訳でもないが、ブスでもない。いたって普通の、女性にしては少し背が高めの人だ。

ただ、その女性を見たとき驚いた事が1つあった。それは極端に胸が大きいことだ。少しふっくらしてはいるが、太っているわけでもないのに胸がものすごくデカい。漫画に出てくる女性のようだ。たぶんこの人を見たとき、男なら誰でも胸に目が行くと思う。

彩ちゃんは、僕にその女性を紹介した。

「〇〇ホールの宮崎さん。大きいでしょ!」

と言った。僕は、

「え?」

と言うと、彩ちゃんは、

「身長!」

と言った。その後、

「何の話だと思ったの?」

と僕に聞いた。僕は、

「え?背が高い人だと…。」

と言うと、彩ちゃんは笑って、

「ウソ!他のところが気になるんでしょ?みんなそうだから…、ね!」

と言いながら、宮崎さんを見た。

宮崎さんは、笑って、

「まー、そうですね!慣れてるから…。」

と言った。


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