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Lの禁忌 〜taboo〜

第1章 【ココロ、堕ちる】






「私の事、好きですよね?」って聞いたら
明らかに動揺してる
イケる、と思ってしまった
唇が触れてしまえばもう無理だった
理性なんて何処かに消えていく



好き……好きです………溢れて仕方ない



キスした後のトロトロな目
それ、男に見せる顔ですか?
イヤだ……私だけが良い
今、トロトロにさせてるのは私
他の人の事なんて考えないで
私だけを見て



「私、まりさんとずっとこうしたかった」



思わず口から出た言葉
終始、戸惑っていたまりさんだけど
最終的には受け入れてくれた



「本当に私で良いの?」って自己評価が低いの
「まりさんが良いんです」
この言葉にウソはない
大好きです、私と恋愛始めてみてください




女の子と付き合った事ないって言ってくれて
ホッとした
でも、男は放っておかないだろうな
きっと色んな人と恋愛してきたんだと思う
考え出したらキリがないけど、
なるべく考えないようにしたいけど、
やっぱり気になるのは本音



初体験聞かれてびっくりした
私に興味持ってくれたんだって嬉しくもなった
だってさ、自分から聞いておいて
ちょっぴり悄気てるんだもん
可愛過ぎでしょ
私もまりさんの初体験聞いて羨ましくなりましたよ
まりさんは好きな人と済ませたみたいなので
私はそれほど好きでもない人とだったので……



でも、これからのまりさんの初体験は
私が全部奪います
エヘヘ、覚悟しててくださいね



お互いの気持ちを確認した上で
まりさんと触れ合う事が出来た……嬉しい
初めてまりさんをイかせる事が出来た時
腕の中でぐったりするまりさんが愛おしくて
仕方なかったです
壊してしまうんじゃないかとハラハラした



そして、自分の中にこんな感情がまだ眠って
いただなんて知る由もなかったの






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