
Lの禁忌 〜taboo〜
第1章 【ココロ、堕ちる】
いつの間にか私もイかされてて骨抜きにされちゃってた
私のせいで禁断の扉を開いてしまったみたい
私色に染められてるんだって思うと、
それはそれで嬉しいものだ
互いにナカ出しした時はとても幸せでしたね
きっとこれからも、あれを越えるセックスはないと思います
やっぱりまりさんは主婦であり、母親でもあるから
そんな長い時間は拘束出来ない
ご飯を作る夕方には帰っちゃう
仕事じゃない日は会える時間ギリギリまでキスして
困らせちゃうけど、1人になったら無性に寂しくなる
だから、つい手が伸びちゃうんです
さっきまでのまりさんを思って1人でシちゃうんです
がっかりしちゃいますか…?嫌われちゃうかな
腕の中で淫らになるまりさんに爆ヌレしちゃう
仕方ない事だとはわかっています
急なお子さんの体調不良に会えない日が続く
私に移しちゃいけないからと遠慮してくれる
逆の立場なら私もそうするんだろうけど
声は聴けても触れ合えないのなら拷問と同じ
そしたらね、なんとまりさんの方から
(昨日、かおるに会いた過ぎて、かおるの事を思って1人でシちゃった)ってメッセージが来たの
もう悶絶だよ
本当に!?まりさんもソロするんだ
そりゃ、するか
え?え?私をオカズにしてくれたの??
嬉し過ぎる!!
実はまりさん、性欲が凄いらしい
ソロも結構するみたいで玩具も持ってるって!!
興味津々に色々聞いちゃった
きっと今、真っ赤になって答えてくれてるのかなって
思うだけで嬉しくなる
え〜普通だよって普通じゃないから
まりさんのシてるところ見てみたいなって送ったら
私のも見たいって言われちゃった
え、ウソ……そうなっちゃいます??
あれ、墓穴掘ったかな
え?新しい玩具買ったの?
ねぇ、知ってます?
私、玩具にも嫉妬しちゃうんですよ
