
Lの禁忌 〜taboo〜
第9章 【盲目的な愛、続く】
我慢出来ない記念日イヴが始まるよ……
「かおる……やっと帰って来た……もう、良い?」
もう顔見た途端、理性は失った
全身で愛を伝えたくて、
でも壊しちゃいそうで躊躇するのがもどかしい
我慢しなくて良いと言った……
正面から抱き締める
フワッと大好きなかおるの匂いがして、
ドキドキして、抑えるのに気を取られる
「まり、無理はしないこと、約束だよ?」
「うん、善処します」
「クスッ……今めっちゃ我慢してるね?もう帰って来たから好きにして良いんだよ?」
優しくそう言うから、
歯止めが効かなくなるの知っててそう言うから、
手を引いて寝室まで直行した
バサッとベットに押し倒して覆い被さる
どんな顔してるかなんて考える余裕もない
ボタンを外して脱がせてく
下着姿にしたら、自分も脱ぐの
「かおる、ほら…」と手を取り心臓に当てた
「ドキドキしてるよ……久しぶりだもん、今日は最後までセックスするよ?」
「うん、まり、来て……」
ごめんね、キスしたい……
チュッ……と重なった
久しぶりのキス
咽ないよ、大丈夫、かおるは特効薬だね
首筋へと唇を這わせ、手は乳房を揉みしだく
「クスッ……もう乳首勃ってるよ?」
「んんっ……まりの触り方が厭らしいんだよ」
「ん……わかんない、舐めるね?」
口に含んだ途端、背中反らせて喘ぐ
吸引しながら口内でレロレロするよ
「かおるの乳首美味しい、ずっと舐めてられる」
「はぁん……あっあっ、それ気持ち良い」
「いつ見ても綺麗、大好きなおっぱい、エヘヘ」
喋ってる時は指先でコリコリして捏ね回す
足がモジモジしだしたね、濡れてる証拠かな
左右行ったり来たり交互に含んでく
そんなに喘いで可愛い、抑えきれないんだね
待たせちゃったもんね
髪を撫でてくれる
舐め回してるところちゃんと見てて偉いよ
ずっと見てて……
甘噛みしたら堪らなくなったのか
「キスして」と舌を出してきた
躊躇なく応えて舌を絡ませる
