脳内ショートストーリー
第6章 【望月咲希と黒木淳史 〜 一目惚れの恋 〜 】
「あーん、コウジのバカヤロー!私の2年返せー!」
「ヨシヨシ、今夜はとことん付き合うよ!全部吐き出せー!」
「咲希〜!ありがとう、心の友よ…」
2年付き合った彼氏に結婚仄めかしたら
「お前とは違う」って言われたらしく、
結婚する気がないなら別れようって言ったら
あっさり「わかった」で終わったらしい
「昨日の昨日まで普通にセックスしてでだよ!?そりゃ付き合いたてのラブラブ感はないけどさ、どんなつもりで抱いてたんだよって……価値観の違いツラ……」
「まぁ、良いところもあって付き合って、ずーっと過ごすうちに価値観の違いは出てくるよ、きっとこの先、気持ちが切り替わる時が来るから、それまでは私に甘えなさい」
「ふぇぇ…っ…咲希ぃぃぃ…っ」
友達のみなみは昔から恋多き女だったけど、
今回は長くもった方で、
私も上手くいってるんだろうなと思ってた
彼氏が居る間は行けてなかったスノボ旅行を企ててみた
案の定、めちゃくちゃ喜んでくれて
同じ日数、お互い有給取れたから良かった
レンタカー借りてさ、ウキウキ気分で
「いざ、出発!!」
運転はお任せください
姫を助手席に乗せて安全運転で走りますよ
えぇ、ゴールドですからね
学生時代に流行った懐かしい歌を流しながら
私たちはひたすらはしゃいでいた
「えー本当久しぶり!3年ぶり?それまでは毎年のようにこの時期行ってたよねー!」
そうそう、みなみに彼氏が出来て、
私も就職やらなんやらでタイミング合わなくて
恒例行事、出来てなかったもんね
そういや卒業旅行もスノボだったよね
それなりに滑れる私たちは上級者コースへ
悠々と滑ってたら転んで動けそうにない人を発見
ザザッと目の前で止まって声を掛けたの
「大丈夫ですか?起きれないです?」
「あっ…すみません、これ、どうやったら…?」
上級者コースに間違って来ちゃったのかな?
手を差し伸べて起こしてあげた
「ありがとうございます、すみません」
「いえいえ、私もたまにやっちゃうんで、怪我とかないですか?」
「はい…!」
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