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脳内ショートストーリー

第6章 【望月咲希と黒木淳史 〜 一目惚れの恋 〜 】






可愛らしい声だなって思って、顔を見るも
ゴーグル、マスクでわかんない
明らかに華奢な身体つきなのにめちゃくちゃ
格好良く滑って来て現れたよね?
ニット帽から揺れる長い髪
女の子だ……
手を差し伸べてきて思わず握り返してしまった
ひょいと持ち上げてくれて
さっきまで起き上がれなくて地獄見てたけど
目の前に現れた女神に間違いなく心を奪われていた



あ……またよろけそうになって咄嗟に彼女の腕を
掴んでしまう
初心者ではないが下手くそですみません
「大丈夫、大丈夫」って初心者に掛ける言葉じゃん…
その場で軽く滑り方と止まり方をもう一度
レクチャーしてもらう始末



「お友達と来てるんですか?」


「はい、もう早々に滑って行きました」


「置いていかれました?」


「はい…」


「アハハ、私も下に友達待ってると思うんで一緒に降りて行きましょう」


「え、良いんですか?」



お恥ずかしながら速度も合わせて頂き、
俺はずっと心の中で“女神ありがとう”って唱えてた



ていうか、顔が見たい
かくいう俺もゴーグルで隠してるけど
声だけでわかる
絶対、可愛い、美人、アイドル顔
ゴーグル、マスク外しても期待を裏切らない
ビジュアルしてると思う



麓まで降りていき、お互い友達と合流した
「お前ら置いて行くなよなぁ」とか言いつつ
女神に出逢えた事に心底感謝してる
「え、誰、誰?」ってがっつくなよ
カクカクシカジカで説明したら
連れの一人が「一緒に滑りませんか!」って提案
グッジョブ



次の瞬間、俺たち3人は一瞬で目が釘付けになる…



一緒に降りてくれた彼女が友達と合流して
ゴーグル、マスクを取ったのだ
「遅いから心配したじゃん」と言うお友達も可愛い
だがしかし、彼女はその上をいく可愛さだった
想像以上
「ごめんごめん」と謝り、彼女も説明している



で、「一緒に滑りませんか!」に至る
彼女の友達も満更じゃなさそう
OK貰えて俺らはテンション爆上がり
男3人の寂しいスノボ旅行だったし、
1人は彼女持ちだけど俺もずっと彼女が欲しかった
この出逢いに感謝っ!





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